そこそこ知名度があるのに、テレビでは滅多に見かけない吉本興業所属の芸人、カラテカ・入江慎也氏。『社長が落ちる説得力』や『夢を叶える営業力』など、自称「人たらし」の才能を生かしたビジネス本の数々は当然ミリオンには届かないものの〝そこそこ〟のヒットを飛ばしています。
また、2015年にはコンサルタント企業(株)イリエコネクションを立ち上げ、経営者という肩書きも手に入れました。吉本の劇場出演料は1ステージ500円と言われ、そこから源泉が引かれると450円。交通費すら支給されない赤字の中で極貧生活を送る芸人が多い中、入江氏はレギュラー番組を持たずに人脈力だけで年収3000万円を稼ぎ出す、実はリッチな非芸人だったりします。
そんな入江の周辺が最近やけに騒々しいという情報が、若手芸人からもたらされました。一体、なにがあったのでしょうか?
「入江さんはかなりの情報通で、そこらの芸能レポーターなんかよりやばいネタを沢山握っていることで有名ですけど、なんと世間をざわつかせているあの紀州のドンファンの嫁を知ってるそうなんです。
入江さんはああ見えて非常に口が硬い人なのでなにを聞いても軽く流されてしまうんですが、警察からなんでもいいから情報提供してくれないかと連絡がきたそうですよ」
全国総探偵というほどあちらこちらで過熱している資産家の怪死事件。結婚わずか100日たらずで未亡人となった22歳の幼妻は、AV出演の過去があると噂され、ホストにも相当入れ込んでいたという話も。一説には中国本土を度々訪れモデル業をしていたという未確認情報まであがっているので、ということはそれなりの権力を持つ人物と繋がっていたことになります。友達が数千人いると豪語する入江なら、どこかで関係を持っていても不思議ではありません。
「面白いのが、バックグラウンドが謎に包まれている幼妻と知り合いなのではないかと、事件発覚後にワイドショーのリポーターが入江さんに連絡してきたそうですよ。とくに親しいのが井上公造氏。あの人は普段から恥も外聞もないからすぐネタ欲しさに食事に誘ってくるんだそうです。芸人の間ではすでに入江さんは警察の捜査に協力しているのではないかと言われていて、過去にも芸能人が絡む薬物事件や半グレらによる犯罪の案件に謎を紐解くヒントを提供した、なんて話も。皆さんが想像する以上の情報通で、すごい人なんです」
もしそれが本当ならば、フットワークが軽くどこにでも顔を出すチャラ男だと思っていた入江慎也氏が、実は芸能界や政財界の暗部を握るキーパーソンという線も。どう考えても彼の持つコネクションの間口の広さは、以前からちょっとおかしいと思っていました。あの胡散臭さの裏には、何かがある!(取材・文◎那目鯛子)
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