NMB48の大黒柱であった山本彩が卒業。NMB48はいよいよ、次世代メンバーの時代になってきました。その中で、13歳の塩月希依音さんに、これからのNMB48について聞いてきました。(編集部)
しおつき・けいと
2005年12月15日、大阪府出身。147cm。A型。NMB48ドラフト研究生。
――塩月さんのキャッチフレーズを予習してきました。
塩月希依音さん(以下・塩月さん):ありがとうございます。
――「釣り糸? たこ糸? 赤い糸? やっぱり希依音(ケイト)」の希依音さんですね。
塩月さん:すみません、ありがとうございます(笑)。
――希依音さんって珍しいお名前ですけど、どういう由来なんですか?
塩月さん:お母さんがカッコいい名前をつけたかったらしくて。詳しいことは聞いてないです。
――覚えやすいですよね。
塩月さん:ファンの方からも「特徴的で難しい名前やから覚えやすいね」「一瞬で覚えました」ってよく言われます。
――48グループでは最年少なんですよね?
塩月さん:そうだったんですけど、新しく入った6期生に誕生日が1週間ぐらい後の子がいて。その子が最年少に替わっちゃったんです。
――なるほど。じゃあインタビュー時点では最年少にしておきましょう。第3回のドラフトで入られてますけど、ドラフトってどんな感じで待ってるものなんですか?
塩月さん:順番に呼ばれていくんですけど、まず一巡目が全部呼ばれて、私は三巡目だったんです。これまでのドラフト会議は二巡目、三巡目で指名が終わってたんですよ。でも今回、ファンの人が投票する制度に変わって、七巡目ぐらいまでできて。ドラフト2期生さんもNMBには7名いるんですけど、今回は倍の15人でした。もう絶対選ばれないと思ってたんですけど選ばれたから、もちろんうれしかったんですけど、ビックリしました。
――うれしいよりビックリした。
塩月さん:はい、選ばれないと思ってたんで。
――え? なんでですか?
塩月さん:その前にSHOWROOMで配信してたんですけど、そこで順位がだいたい決まっていて、その順位が下のほうだったこともあって、絶対選ばれないなって。周りの子たちが呼ばれていって、ずっと取り残されて座ってるんだろうなと思ってたら選ばれた人が入る部屋があるんですけど、そっちに呼ばれて。すごいうれしくてビックリしました。
――YouTubeも拝見しましたけど、ダンスがキレキレでしたね。
塩月さん:ありがとうございます(笑)。
――ダンスはお好きなんですか?
塩月さん:好きですね。1年もやってないんですけど、48グループに入る前にちょっとだけやってて。
――NMBは元気のいいイメージがあるんですけど、実際に入られてどういう感じですか?
塩月さん:皆さんめちゃくちゃ優しいです。最近は先輩と一緒に公演に出させていただく機会があるんですけど、公演するに当たっていろいろ教えてくださって。初日を出る前はステージに立った雰囲気とかわからないから、始まる数時間前まで教えてくださった先輩もいて、すごく優しいなって思います。
――グループで仲のいい先輩は?
塩月さん:中川美音さんがご飯とか誘ってくださって。それと梅山恋和さんがよく話しかけてくださって、かわいがってくださって。あとは植村梓さんが同じチームなんですけど、公演の日はずっとかわいがってくださいます。
――NMBには元々憧れていたんですか?
塩月さん:はい、よく観てて。ライブとか公演とか握手会とかいろいろ行ってました。
――推しメンは白間美瑠さんですよね。
塩月さん:はい、そうです。最初にNMBを知ったのが卒業コンサートで、それを観に行ったときにいろんなメンバーさんがパフォーマンスしてたんですけど、美瑠さんが特に印象的で。パフォーマンスも好きなんですけど表情が好きで。いろんなパターンの表情を持ってはるなと思って。
――NMBでどんなポジションになりたいとかありますか?
塩月さん:話すのがすごい苦手なんです(苦笑)。そこを克服したいです。
――将来の夢は「キラキラ輝くアイドル」ですよね。
塩月さん:ライブを観に行ったとき、美瑠さんがすごい輝いて見えて。特に笑顔が印象的で素敵だったので、笑顔が似合う感じになりたいです。
――ライブでアイドルの笑顔をを見て癒やされたり元気づけられる人がいっぱいいますからね。
塩月さん:はい、そうなりたいですね(にっこり)。
――NMBに入って楽しい面はありますか?
塩月さん:ステージで目が合ったときに笑顔を向けてくださったり、そういうときも楽しいと思いますし、一緒にご飯に連れて行ってくださってたくさんお話を聞いたり。
――SHOWROOMもやられてますよね。
塩月さん:楽しいんですけど、ホントにしゃべるのが苦手で(苦笑)。初めて配信したとき、すごいカチコチになっちゃって。やり方もよくわからなくて、ホントに話せなくて。でもコメントでお題を送ってくださるので、気軽に話せるようになってきました。
たくさんの方が観に来てくださったときに返せない人が出てきちゃうんで、時間制限もあるんで、どうしても返せないときは申し訳ないです。
――それと、握手会は慣れましたか?
塩月さん:今まではどう話したらいいかわからなくて。でもSHOWROOMとか、握手会も何回もやっていくうちに、こう返せばいいのかなってちょっとだけわかってきました。48グループに入るまではホントに引っ込み思案で話せなくて、親戚にも久々に会うと話せないような感じだったんです(笑)。でもSHOWROOM配信だったり握手会で話す機会が増えて、性格もちょっと変わってきました。
――48グループというと総選挙ですね。目標はありますか?
塩月さん:とりあえずは自分のできることを日頃から一生懸命頑張ったら......。言わないといけないんですけど、ランクインしたいとか強く言わなくても届いてくれるんじゃないかと思って。いつかはランクインできるような存在になれたらいいなと思います。
――絶対できると思いますよ!
塩月さん:ありがとうございます(笑)。
――では、読者に向けて一言、お願いします。
塩月さん:私のことはまだまだ知らない人がほとんどだと思うんですけど、こうやって取材をして少しでも見つけていただけるように頑張りたいです!
――期待しています。有難うございました! (聞き手・久田将義/写真・インベカヲリ)
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