今年の24時間テレビ(日本テレビ)のメインパーソナリティを務めることが決定したジャニーズ事務所の関ジャニ∞。夏にはグループ主演の映画『エイトレンジャー』第2弾の公開も予定されており、デビュー10周年を迎え、いよいよ飛躍の年になりそうだ。下積みが長く、デビュー後も不遇の時代が続いた彼らだけにこんな状況は喜ばしいはず。しかし、そんな明るい光に影を差す存在があるようだ。
6日に放送された音楽番組『うたうで!おどるで!THEカヴァ★コラTV』(日本テレビ)では、関ジャニ∞が豪華アーティストと生放送&生演奏で日本の名曲をカバーすることで話題となった。歌や踊りはもちろんのこと、バンド演奏も得意とする関ジャニ∞ならではの番組構成で多くのカバー曲が披露された。その中の一つに同じジャニーズ事務所の嵐の持ち歌「ワイルド アット ハート」(通称:ワイハ)も披露されたのだが、それがファンの間で新たな抗争を生む火種になってしまったようだ。
「関ジャニが歌って改めて嵐様のうまさが分かったw」
「嵐の曲歌わないで!」
「なぜ歌がうまい嵐様の歌を歌う??」
これまでも幾度となくネット上での争いが繰り広げられてきたジャニヲタたちの抗争。今回は嵐ファン(アラシック)が同番組を視聴しながら、LINEやTwitter上で実況したため、瞬時に関ジャニ∞ファン(エイター)の怒りを煽ったようだ。アラシックへの不満を漏らすのは、ある関ジャニ∞ファンの編集者(23歳)。
「関ジャニ∞の演奏は悪くなかったと思います。というより、あの番組は日本の名曲をカバーするというコンセプトで放送され、その日本の名曲の1つとして嵐の楽曲が選ばれたのだから素直に喜べばいいのに」
今回、関ジャニ∞が披露したのは、自分たちで楽器を演奏しながらの生歌パフォーマンスだった。一方の嵐はといえば、録音音源に合わせてボーカルを被せる「口パク」で有名だ。昨年のNHK紅白歌合戦でもAKB48やPerfumeらと並んで口パクが批判されたばかりである。そんなアラシックが関ジャニ∞の歌唱力を批判するのは少々お門違いではないだろうか。そんなアラシックの評価は得られなかったようだが、番組放送後は視聴者だけでなく共演者からも多才ぶりを称賛された関ジャニ∞。一般に浸透していたお笑い芸人イメージを一新できたと評価されている。
同期のメンバーが多く、ジャニーズの中でも仲が良いとされるこの2グループ。ファン同士も争うことなく仲良くできればいいのだが。
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Written by 北里雅俊
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