ついにジャニーズも写真をネット解禁した(テレビ朝日『BG〜身辺警護人〜』サイトより)
SMAPの解散騒動以降、裏切り者というレッテルを貼られてしまった木村拓哉。最近は悪化していたイメージが回復傾向にありますが、それでもまだ以前の勢いや信用は取り戻していないように見えます。
「キムタク健在をアピールするために挑んだ主演ドラマ『A LIFE』は、思っていたほどの成績が残せず、興行収入100億円狙いだった映画『無限の住人』も、大爆死とまではいかなかったものの散々な結果。そして現在放送中の『BG〜身辺警護人〜』は初回15.7%とまずまずでしたが、2週目から緩やかに下降。
木村くんと言えば誰よりも数字を気にするタイプなので、イライラが止まらず、さぞかし現場は葬式ムードに違いないと怯えていたんですが、行ってみるとこれまた意外に和気あいあいで楽しくやっていました」
そう話すのは、撮影現場に足を運べたテレビ誌のベテランライター。近年はどの局のドラマも爆死が通例のようになっていて、大当たりする確率はごく僅か。その現状にキムタク自身が気づいて肩の荷が降りたのか、あるいはイメージアップ作戦を密かに遂行中、という見方もできますが‥‥。
「全てではないけれど、ジャニーズの素材や画像がとうとうネット解禁になったのと何か関係しているのかもしれません。解禁されたということは、多くのライターやカメラマンに現場の門戸を開いた訳です。
これまでは密室状態だった現場の様子が多くの人の目に触れてそれが記事となってネットに流れてしまうので、そういったことも計算してのことかと。でも個人的にびっくりしたのは、コメントすら間接的に受け取ることもできなかったのに、今回のドラマは囲み取材がウエルカムなところ。しかもものすごく感じが良くて、気軽に声をかけてもにこやかに応対してくれます。
あれは決して作り上げた良心なんかではなくて、彼の素の顔だと思いますよ。優しさがリアルに伝わってくる。だから急速に木村くんの人気がマスコミ関係者の中で広がってます。そう言った求心力やカリスマ性はやはりズバ抜けているし、さすがスター!」
頑なに拒んできたネット記事の解禁は、「なぜこのタイミングで?」と驚かされたと同時に、〝新しい地図〟の快進撃に感化されたというのが容易に想像できます。
キムタクは多くのSMAPファンを敵に回した嫌われ者であることには違いないのかもしれませんが、しかし人気低迷中とはいえ泣く子も黙る天下のジャニーズ。この調子でネットでの露出も増やしていけば、人気回復にはそう時間はかからないのかもしれません。
「SMAP時代は、厄介な女性マネージャーが常に周りをうろついてた。彼女がいなくなってからは、随分現場での対応を含めて緩和されてますよ。SMAP5人での相乗効果が得られなくなった今、それと年齢的な問題にも直面しているので、解散したのは悲しいことでしたけど、飯島さんの呪縛から解放されたのは長い目で見れば絶対的にプラス。
確かに木村さんのドラマはここのところ当たってないけど、事務所が大きいですからね。来年は映画の
主演も決まってるし、ますます露出も増えていく。もうキムタクの時代は終わったなんて面白おかしく書いているライターもいますけど、現場を知る人間か
らすれば、〝新しい地図〟の3人よりうんと優勢。格が違いますよ」。
ネガティブな記事が多い中、業界内での株はじわじわ上昇中のキムタク。ただ誰もが口を揃えて「今後の活動で足を引っ張るであろうマイナス要素」と笑うのが、妻・工藤静香の存在。かつてSMAPを担当していてライター曰く、
「工藤さんのインスタ、見たことあります? 美的感覚が乏しいのか、料理の写真も汚らしいし、なにもかもセンスがまるで感じられない。インスタ映えに躍起になってる女子高生より、あの感性はスゴいですよ。
先日なんて、あの顔に真っ白い美容パックをつけた顔をアップしてました。一瞬、声が出ちゃいましたよ(笑)。妙な家族推しも鼻につくし、インスタやめればいいのにって思ってしまう。キムタクファンを煽って何がしたいんでしょう?」
今が正念場の大切な時を、家族が足を引っ張ることだけはないように祈っています。
取材・文◎中川健二
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