テレビ朝日公式サイトより
昨今のレギュレーションという自主規制高まるテレビの現場からは、発言をもとにした炎上騒動も少なくなっていますが、テレビ朝日系の人気深夜番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』で放送された二人の発言が大きな物議を醸しています。
6月6日放送の同番組では、カフェ店員より「2~3人で来店したお客さんの1人が、飲み物すら注文しないことが多い。2時間席を占領されて大した売り上げにならない」といった問題提起が行われました。
このような客の行為に怒りを覚えた有吉弘行氏は「民事裁判で訴えろ」「生意気にカフェ行くな」「公民館行ってろよ!」とまくし立て、マツコ・デラックスも「公園で話してりゃいいじゃない」と続き、二人の見解は「じゃあお店潰れてもいいんだ。論外でしょ。追い出していい」という論調に落ち着きました。
しかし、番組調査では予想以上(約33%)の人が「頼みたいものがないなら良い」「雰囲気だけを楽しむ人もいる」といった理解を寄せており、このような回答を寄せた者にも怒りを顕にしました。
一連の流れには、各々が持つ金銭感覚や価値観との相違にフラストレーションを抱えるものも多いようで、インターネット上には様々な議論が渦巻くこととなってしまいました。
・何もしないなら帰れ!
・金落とさない客は客じゃなくただの障害物
・「スターバックスで注文なしに座っても合法、という司法判断が下された」というニュースがあった。法的には問題ないのかもしれないね
・ビジネスモデルが古いんだよ。CD買ってねって言ってるミュージシャンと一緒。少しは頭使えよ
・一つ以上の注文が入店時に必須ですって明記しちゃえば。 ライブハウスみたいにさ。
・コンビニの本置き場が窓際にあるのは 立ち読み
・一方マックはポテト1つの注文で数時間DSしまくる小学生グループにスマイルを配った
概ね客側の意見と店側の意見が対立していますが、少なからずカフェもビジネスモデル改革を検討するタイミングにあるのではという指摘が見受けられます。
しかしカフェという小さなお店を虐めてみても仕方がないので、双方が常識の範囲でうまくいく解決策があれば良いのですが。(文◎編集部)
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