女流作家・室井佑月の言い切りQ&A 連載2回|子どもが二人いるけど、男性とも出会いたい女性

2018年07月13日 Q&A シングルマザー 出会いたい女性 女流作家 室井佑月

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Q・室井さんに相談です

 小6と小1のシングルマザーです。数年前に離婚した夫が新しい家族を作っているこの土地から離れたいのですが、子供が嫌がります。

 もう40代ですが、私はまだ男性に出会いたいのです。今の暮らしには出会いもありません。

 子供に申し訳ない気持ちがあるので強行はできないけれど、モヤモヤしてしまいます。上の子は自分に似たグズな子で、ついイライラしていつもガミガミと叱ってしまいます。

 自分が嫌です。(読者のKさん)


ikuji.jpg※写真はイメージです


A・恋愛より、生活のほうが大切じゃない?

 生活っていうか、稼ぐことね。小6と小1の子のお母さんだもの、これから先、まだまだ子供らにお金かかるよ。

 元の夫がどこでどう暮らしているかなんて関係ないし、場合によっては子供が引越しを嫌がっていたとしても仕方がない。

 そう一番、大切なのは、あなたの稼ぎ。仕事なのよね。

 どうなの、今? 安定した収入あるの?

 あるのだとしたら、引越しをして職を変えてはダメだし(転職は甘くない)、住んでいるところに良い仕事がないのだとしたら、下調べしてから、仕事のあるところに引越ししなきゃダメでしょうが。

 上の子があなたに似たグズでイライラするというけれど、あたしにいわせれば、あなたはグズなんじゃなく、バカなんだと思うけどな。あ、バカとグズは両立すっか。

 40代で子どもが2人もいる女が恋愛したいなら、かなり稼いでいて、生活に余裕がなきゃ。
 そうであれば、甘えたがりの結婚願望がない若い男や、既婚で後腐れない恋愛を楽しみたいオヤジが寄ってくる。
 ただ、生活全般を新しい男に頼りたいとなると、宝くじに当たるレベルの話じゃないかしら。

 あたしは自分がバカだから、子の教育には力を入れたぞ。嫌だったから、子が自分とおなじような人生を歩むのが。

 自分の子が、自分が捕まえられなかったような素敵な男になる、もしくは自分が捕まえられなかった素敵な男を連れてくる、じゃダメなの?
 目標をそこに定めたほうが、勝算は高いと思うが。(文◎室井佑月)


※室井佑月さんが、あなたの悩みに何でも答えます。僕も何回も酒飲みながらお説教されています。とても為になりました。冗談ではなく(弊サイトH編集長)。ご質問はTABLOサイトからか、公式ツイッターからお気軽にどうぞ!

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