作詞家の及川眠子さんが批判的なツイートをしたら百田尚樹が「売名行為」と斬り捨てたりの展開になった、たかじん本騒動。基本的にボクはいろいろリツイートするだけで、自分の意見は「やしきたかじん本を作った人が、やしきたかじん作品の作詞を多数手掛けている人に対して『及川さんというのは有名な方だったのですね』とか言い出すのは、さすがに迂闊すぎるよなあと思います」「CoCoもWinkもエヴァも井上貴子も好きな人間にしてみれば、及川眠子は超有名人です!」ってぐらいで、かなり冷静なスタンスで百田尚樹という名前も出さずリプライも飛ばさなかったのに、百田さんからブロックされていたことが判明。この程度でアウトなんだ!
なお、某テレビ局のスタッフが「いやー、百田尚樹さんのたかじん本騒動、無茶苦茶面白いですよね! 昨日もネットの批判とか検証とかずっと読んでたんですけど、ただやっぱりどうしてもウチの番組じゃいじれないんですよ」とか言ってて、「それって、どこかの番組が最初にいじったらゴーサインが出る感じなんですか?」とボクが聞いたら、「そうだと思います。でも、それは百田さんの商品価値がなくなったと判断されたときでしょうね」と返答。つまり、いまはそれだけ雑誌でもテレビでもいじれない存在になってきているのに、そのことに本人が無自覚すぎる気がするんですよね。「俺は右翼からも左翼からもマスコミからも叩かれたけど、それでも闘ってきた!」って自負があるのはわかるけど、いまは小説も売れて映画化もされて、完全にアンタッチャブルな「『週刊文春』という敵が存在しないAKB」みたいな状態になってきてるのに。......とか書いているうちに、百田さんの迂闊さもAKBメンバーのドジっ子ぶりみたいなものだと解釈すれば、なんだか楽しめる気がしてきました! Twitterで塩対応なのも「ぽんこつ」だと考えればプラス評価に?
Written by 吉田豪
Photo by 殉愛/百田尚樹
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