昨今物議となる一辺倒な報じ方が著しい朝日新聞の報道姿勢には厳しい意見も多いが、また新たな騒動が勃発となってしまった。
今回騒動の中心にあるのは長らくアジア外交問題を混乱させてきた従軍慰安婦問題。吉田清治氏が牽引した従軍慰安婦問題を大きく報じた朝日新聞側だが、裏付けの乏しさが露呈すると2014年、過去(80年代から90年代にかけて)の従軍慰安婦関連の報道は誤りだったとし社会問題に。
この従軍慰安婦関連報道取り消し発表は大きく報じられることとなったが、この内容を海外向けに発表する英語記事に対して、朝日新聞側が検索エンジンにクロールされないよう細工をしていたというのだ!
これには批判とともに失望や呆れにも似た声が寄せられている。
「こんなのhtml数日勉強しただけのやつにすぐバレるのにな」
「団塊世代が死に絶えたら朝日新聞も終わる。いや、お前らに媚びてネトウヨ路線に転換して延命をはかるかも知れないw」
「アングラサイトかよ」
「この問題を世界的に訂正も謝罪もしない。訂正や謝罪したことを公表したくないという事なら意味はないな」
「報道しない自由を行使しすぎ」
「話題になってかえってリンクサーチが増えたりして
検索されない自由。朝日新聞が新たな自由を獲得した」
「忘れられる権利(笑)」
「『ちゃんと謝りましたー!』 「ソースは?」 『は?自分で探せよ』」
また、html言語に詳しいものからは、検索にひっかからないよう細工をしているだけにとどまらないという以下のような疑惑コメントも出されている。
「これね、ただメタタグ消しただけじゃほぼ意味なし。
朝日の英字記事は全て Asia and Japan Watch(asahi.com/ajw) に掲載されているのだが、この記事はと言うとajwに載っておらず、日本語版サイトにぽつんと一つだけ英文記事が載ってる状態。
今現在も(だからこの記事のページの上部メニューは日本語でしょ?)。
https://www.asahi.com/articles/ASG8P3CLFG8PULPT001.html
今現在、英語圏の人が検索しようとする場合、"comfort woman" "article for correction"なんて検索しても、この記事はヒットしない。
見出し語のforcible taking away of women on Jeju Islandで検索してようやくヒットするという状態」
この投稿された疑惑を否定する情報も無いため、朝日新聞側の小細工には改めて強い怒りの声が寄せられることに。
もちろん朝日新聞側を擁護する「何が悪いの? ネガティブな情報を隠すのは当たり前やで」といったコメントもあるにはあるが、「新聞社がやっていいことではない」「メディアを自称する以上やるべきことではない」「ほなモリカケの追及は何を追及してんの、って話になるで」といった反論が寄せられている。
報道のあり方を考えさせる騒動となった今回のhtmlメタタグ騒動。――様々な媒体から同様の問題が続々と露呈という事態にならないことを願いたい。(文◎編集部)
【関連記事】
●アジア大会・バスケットボール選手が女性と"交渉"したジャカルタ歓楽街『ブロックM』地区とは?
●「なかった事に出来る」安倍首相動静から見る『赤坂自民亭』騒動|プチ鹿島
●テレビ朝日がツイッターでいつもの「フォローしましたので」取材で炎上 メディアから料金を取るべきか否か?