ウザい…芸能人たちの悪ふざけ「SNSリレー」 大震災時の「励みになれたら」を忘れたか! 誰も救わない自己満タレント|春山有子
新型コロナウイルスの影響により、医療従事者やインフラ業界への負担は日に日に増し、自粛を強いられる我々の生活にストレスがかかる昨今。不安定な社会情勢のなか、芸能人たちの振る舞いに違和感を覚え始めたひとも少なくないのではないでしょうか。
受け入れがたい「悪ふざけ」
芸能人が動き始めたきっかけは、ミュージシャンの星野源さんでした。4月3日、自身のインスタグラムに、新曲『うちで踊ろう』を弾き語る動画とともに、<誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?>とのコメントをつけ投稿。名だたるミュージシャンや芸人、タレントたちがプロの技を織り重ね、一大ムーブメントとなりました。
のちに安倍晋三首相が水を差しムーブメントは終了となりましたが、ブームとなった背景には、コンサート中止やライブハウス営業自粛等、ミュージシャンの表現の場が脅かされていたという現状が色濃くあったように思います。
一方で3月31日の時点で、『うたつなぎ』なるハッシュタグがSNS上に登場していました。LOCAL CONNECTというロックバングが発端となり、星野源さんのやり方とは違い、自身が歌う投稿とともに「次は○○さんで」とコメントをつけバトンを渡す、リレー形式で開始。数日間のうちに無名アーティストから大物まで伝播し、それぞれの個性が発揮された表現でファンを魅了しました。
しかし、ここから受け入れがたい展開になってゆくのです――。
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