酒井法子が推定所得1億円超え!? 廃止された「長者番付」から分かった芸能人・有名人の財布の中身

まずは大スター・山口百恵さんのエピソード。百恵さんといえば1980年に引退しましたが、翌年発表された1980年度歌手所得ランキングで推定所得4966万円を叩き出し、“日本一稼ぐ専業主婦”としておおいに話題になりました。さらに1981年度ランキングでは、売れに売れまくった自著「蒼い時」の印税収入がガバッと入ったとのことで、ランキング2位に位置する1億572万円。引退3年めとなる1982年度ランキングでも1459万円の推定所得があったのです。

「百恵さんのすごいところは、主婦になっても財テクでしっかり稼いでいたところ。引退10年後の1990年度ランキングでは突如、推定所得1億6000万円を叩きだして世間をあっと言わせたのです。その内訳は不動産の売却やベスト盤の印税だったとのことですが、その額は夫である三浦友和さんの2.5倍だったというから恐れいりますよね」(週刊誌記者)

次に中森明菜さんのエピソード。明菜さんは1989年7月11日、当時交際していた近藤真彦さんとの恋愛に悩んだ挙句、近藤さんの家で手首を切るという自殺未遂事件を起こしています。が、皮肉なことにその“自殺未遂”が結果的に大きなプロモーションとなりCDがバカ売れ、自身の所得が大幅アップしたのです。

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というのも明菜さんの1989年度の推定所得はなんと1億1770万円で、その額は前年度の明菜さんの所得の3000万円増しに相当。明菜さんの事件は世間の人々の購買意欲をそそる結果となり、事件直後の7月25日にリリースされたアルバム「CRUISE」は70万枚、4か月後の11月17日発売のライブアルバム「AKINA EAST LIVE INDEX-XXIII」は60万枚を売り上げる大ヒットに。

「あの自殺未遂騒動のせいで明菜さんはCMやテレビ出演の仕事は一挙に無くしてしまいましたが、それでも結果的に前年の3000万円も所得が増えるということはいかにセールスがすごかったかを物語っています。まさにファンに感謝といったところでは無いでしょうか」(音楽事務所勤務)