まるで映画『アウトレイジ』 経産省キャリア官僚が覚醒剤にはまった理由 暴力団との接点は
北野武監督「アウトレイジ」シリーズの第二弾、「アウトレイジ・ビヨンド」では霞が関のキャリアと暴力団の接点を冒頭に描いています。
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それと同じようなことが起きました。
経済産業省のキャリア官僚の課長補佐西田哲也容疑者(28歳)が覚醒剤を輸入したとして警視庁に逮捕されました。今後、覚醒剤取締法所持・使用の容疑に切り替えて取り調べることでしょう。
それにしても驚いたのが約20gもの大量の覚醒剤を、「密輸入」しようとしていたこと。これは一人で使用する量としては多く、売買目的、すなわちプッシャーとしての役割をも果たしていたのではという疑惑もあります。経産省のデスクには注射針があったということで、仕事中に使用していた可能性も大ですが、経産省の他の人間も使用していたのかということも気になる点です。
覚醒剤は暴力団の主なシノギです。準暴力団を通すこともあり得るのですが、基本はプッシャーを介して暴力団の資金源になっているケースが大です。では、キャリア官僚と暴力団はどのような接点を持ったのでしょうか。