ご存じですか? BEYOOOOONDS いま最も多方面から注目されている新生アイドル・グループなのです

ハロー!プロジェクト新グループ、グループ名決定のお知らせ – YouTube
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2018年12月の時点で、発表されているBEYOOOOONDSのオリジナル曲は『眼鏡の男の子』と『文化祭実行委員長の恋』の2曲。いずれも、メンバーそれぞれが何らかの役を演じ、1曲の中で1つの物語を表現します。歌って踊るのはもちろん、台詞や演技のパートもあり、さながら”ミニミュージカル”といったところです。

『眼鏡の男の子』は、山﨑夢羽(雨ノ森 川海)演じる女子高生が通学電車で毎日見かける眼鏡をかけた男の子(前田こころ、雨ノ森 川海)に恋をするという物語。最終的には、その男の子に彼女が出来たことを知り、恋が終わってしまう……という悲恋の曲です。

一方の『文化祭実行委員長の恋』は、『眼鏡の男の子』に登場した男の子とその彼女との馴れ初めを描いた曲。文化祭で開催された女装大会に眼鏡の男の子が出場し、文化祭実行委員長と恋に落ちるという物語です。

つまり、現時点でのBEYOOOOONDSのオリジナル曲2曲は、同じ世界を描いているのです。このまま、眼鏡の男の子と文化祭実行委員長の別れ、大学進学、就職、さらには他の登場人物たちのサイドストーリーなどを歌っていく可能性は十分に考えられるわけで、まさに”BEYOOOOONDSサーガ”として広がり続ける未来を期待せずにはいられないのです。

ちなみに、『文化祭実行委員長の恋』の曲中には、学ラン姿の前田こころが生着替えで女装するというとんでもない演出があります。筒状のカーテンが登場し、前田はその中で着替えるのですが、その間、メンバー数人が代わる代わるカーテンが落ちないように持っているわけです。ステージ上で曲中に生着替えをするというのだけでもなかなかのチャレンジですが、ステージ上でメンバーがカーテンを持つというのも相当な異常事態。パフォーマンスに定評があるとされるハロプロなのに、曲中の結構な時間を「カーテンを持つ」という行為に費やすのは、それこそ”もったいない”ことであり、下手をすれば”愚行”と言われかねない。にもかかわらず、ステージ上で生着替えをせずにはいられないBEYOOOOONDSは、もはや既成概念では説明できない存在。まさに”枠組みを超えていく”ということを体現しているのです。