「もう通り魔やるか…」 人を殺しかかる寸前で自分を止めることが出来た元会社員のSNSが「役立つ!」と話題

3年半ほど前に仕事や生活のストレスからか、「過眠症」を発症してしまったという中村氏。「過眠症」というのは一度寝るととにかく起きないそうで、最大24時間寝てしまうこともあったという。そのため無断欠勤などに繋がり問題となったが、病院にいったり薬を飲んでも改善が見られず。月に2~3回は過眠発症で連絡なし欠勤をしてしまったとか。

それは当然、給料にも響き月々の手取りが10万を切るということもあったといいます。

そんな自身の当時の状況について、『自分の病気のせいなんだし、今の待遇に甘んじるしかないとか思ってたなあ。自己肯定感がゼロに近かった』という心境が綴られていました。

過眠症の発作は不定期に起こり、そのたびに上司に「体調管理をしっかりしろ」と言われてたそうですが、『何をどうしっかりすれば改善されるかなんぞ自分にもわからないのにお前はわかるんかい』と徐々に殺意を持ち始めてしまったと……。

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そして、会社に自己都合退職を迫られ退職届を提出。

『その直後に人事のおじさんから飛び出た一言「思いつめて自殺なんてしないでね…(苦笑)」』

『これを聞いた瞬間、自分の中でなにかがスッと覚める感覚があったというか。そんとき思ったことは
「ん? なんでぼくが死ななきゃならんの?」からの
「というかお前が死ねよ。夜寝て起きたら夕方だった絶望感の何がわかるんだてめー。よし、この場で殺そう」だった』

『おっとヤバイ思考来たわこれ…落ち着け落ち着け…と自分になんとか言い聞かせてクールダウン(?)し、人事のおじさんに返答。「いやー、自殺とかないですわwぼく、自殺するくらいなら殺しますからwww」全員硬直』

『今思えば支離滅裂な思考だけども、追い詰められるとマジで支離滅裂かつクリアな思考になる瞬間があるような気がしてる。』

と、その時の心境や状況などを綴っていました。