宮迫博之の「カラオケ動画」よりもっとヤバい動画の存在 カラテカ入江の解雇だけでは終わらない?

それは爆弾として炸裂したとしても、決しておかしくないだけの破壊力も持っている。

それが明るみになれば、収束に向かおうとしている一連の騒動は、再び加熱を帯びることとなるだろう。そしてもう一つが証言者の存在。芸能界から入江氏が去っただけでは、事態を沈静化させるに、あまりにも心許ない気がしてならない。

今回の一連の騒動について、私は取材を進めながらも、それが仕事とはいえ、決して本意ではなかった。どうにか公にならないようにできないか、と取材を進める傍らで、ギリギリまで模索していた。

それは芸人として、宮迫氏を高く評価していたからだ。

実際チャンスは何度かあった。しかし、うまく歯車を噛み合わすことができなかった。転がりだしてしまったものを、私などで止められる手立てはない。それは吉本興業という大きな組織であったとしても同様ではないだろうか。(文◎沖田臥竜)

あわせて読む:虎の威を借りる人たち 「オレ、拳銃を仕入れることができるからよ」|久田将義