宮迫引退 「ギャラ飲み」ではなかった 吉本興業が発表した「決意表明」は何だったのか|久田将義

・キャバクラ店の個室にいた宮迫氏が帰ろうとしていた

・野口被告はの四人の仲間と飲んでいて、一人が宮迫氏と知り合いだった

・宮迫氏が知り合いに挨拶に行った

・同席して飲んで一緒に写真を撮った

参考記事:宮迫博之氏と吉本が契約解除 本人は「ギャラ飲み」を否定 なぜ謝罪して“やり過ごす”ことを選ばなかったのか | TABLO

まず、「ギャラ飲み」と言われていますが、これが事実なら「ギャラ飲み」とは異なります。飲み会の席にギャラを払ってタレント、芸人、グラビアアイドルらを呼ぶものがギャラ飲みで、今回は偶然出会って飲んだというものです。

闇営業と直営業が混同されているように、また一時は「不倫」がパワーワードとなったように、「闇営業」「ギャラ飲み」が同様に間違ってパワーワードとして使われていくことでしょう。

直営業もギャラ飲みもそれ自体、法にも条例にも触れるものではありません。要は金銭の授受が暴力団か準暴力団からあったのか、で判断されるものです。警視庁では、みかじめ料を払った店側にも罰則をもうける条例を10月1日に施行さすることを決めました。「金銭の授受」で「払わせた側も払う側」もアウトになります。