人生をやり直したい…40歳になって猛勉強し大学まで行った男がなぜ生活保護をもらい犯罪を犯すまで堕ちたのか
高校中退後、警備員等の職を転々とし逮捕される6年前から生活保護で生活。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律違反」という罪で起訴された澤井潤一郎(仮名、裁判当時60歳)の簡単な来歴です。
「つい贅沢をしたくなった」
という理由で生活保護費を使い果たしてしまった彼は「ダルマ屋」というヤミ金業者に「銀行の通帳とカードを買い取る。地銀は5000円、他は10000円」という話を持ちかけられ、4つの銀行口座をヤミ金に売ったことで上記の罪状で逮捕されました。
競馬や競輪などのギャンブルにもお金を使っていたようです。彼が売った口座は不特定多数の人間が使っていたことが判明しています。どのような使われ方をしていたのかは法廷では触れられませんでしたが、容易に想像ができると思います。
起訴されているのは4つの銀行口座の売却に関してのみですが、彼は他にも多数の銀行口座を持っていました。