「正論が通じない世の中になったものだな…」 N国党立花代表のマツコ攻撃を支持する識者たち|久田将義
攻撃的な演説も、あれは単なる扇動です。ああいう勢いに押され、あるいは引き寄せられる人々がいるのもこれも、むかーしから繰り替えされている事です。衆愚や大衆批判を言っていた故西部邁さんの言うことは大学時代、何となく嫌でした。大衆には僕も含まれているからです。でも、今は僕も含みつつの大衆に対して懐疑的にならざるを得ません。
ただ、こうして取り上げる事自体が(ここでも取り上げているが)、「立花代表のメディア戦略では」と言われるかも知れません。しかし、前段で書いたように、ここではN国党に何かを期待したり、論じる「識者」について疑問を呈しています。
ついでに言うと、こういう記事には支持者が反応すると思うのですが、「アンチを増やして支持者を増やす」。これも前からニコ生配信者、ユーチューバーがやっている使い古されたやり方です。目新しくも何ともありません。
N国党に対しては、ですから特に言う事はないのです。受信料徴取の不満は誰にでもありますし、僕もあります。出来れば契約制やPPVなどのシステムが望ましいし、受信料徴収に来る人も仕事とは言え(同情はします)なぜ、ああも話が分からないのかと憤りは覚えています。
ですから、公約通り「NHKをぶっ壊す」を実行に移すべく、国会で発言し、立法府で新たな法案を提出して欲しいと思います。公約違反だけは止めて下さい。それこそ立花代表が大事にしている投票してくれた人への裏切りになりますから。MXTVにまで押し掛けて抗議するほどの大事な有権者ですから。(文◎久田将義)
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