風営法による営業時間は妥当だと思いますか? 観光立国になりたいのなら深夜帯の“税収”を熟考すべし

さらにもうひとつ、風営法適用店に終夜営業を認めることで、いわゆるボッタクリ店などが跋扈する余地が少なくなる、ということが挙げられよう。

深夜でもまっとうな店が営業を続けていれば、客足も自然と変わる。これは治安維持においても効果があるハズだ。

余談になるが、随分昔に筆者は、さる週刊誌の企画で、税収アップのためにも風俗店の終夜営業を認めるべし! という提案を警察庁にしたことがあった。

その際、広報が出したコメントは、「フツーの人は深夜寝ていますよね?」というものだった。つまり、は、公序良俗に反するということ。しかしながら、近年はインバウンド効果もあり、さらなる都市文化の変化が見えている。そろそろお上も、重い腰を持ち上げていいのではないだろうか。(取材・文◎鈴木光司)

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