橋下徹氏の「河川行政の闇」発言 上流で氾濫させて下流の都市部を救っている!? 国土交通省に電凸してどう思うのが聞いてみた
広報の中でも縦割りで担当外のことは一般の人よりも知らなくても良いという、のどかな雰囲気が伝ってきて、河川対策は大丈夫なのかと不安になってしまいました。YouTubeの訂正方法を分からない方が広報担当をなさっているのは驚きの国土交通省。電話の後に再度、YouTubeを見たら非公開になっていました。
10月13日に放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で橋下徹元大阪市市長が、都市化されている下流域の被害が出ないように上流部であえて氾濫させる治水行政の闇を語ったことが物議を醸しだしていることについてのコメントを求めたところ。
「危険なところは決まっているんですが。ははは。橋下さんの発言を僕は知らないので分かりませんけども。橋下さんの発言に対して、否定も肯定もする立場にはないと思っていますので、事実だけを言うと。
例えば、荒川が熊谷で決壊すると、氾濫した水は東京の方まで流れてくるという想定になっているので、そういった意味ではここを決壊させて下流を救うというのはないと思います。どこかで貯めるものというのは持っていないと思います。上流の低いところにためて、東京に流れないようにするというのは構造上ないです。荒川の以外の河川のことは他のところで聴いてもらいたいんですけども」
河川行政の闇がテレビに発言され、炎上していたこともご存知ない河川広報も河川行政の闇かもしれません。(文◎安倍しんのすけ)
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