平成は携帯・スマホの時代に 「会えない恐怖」を知っている民がこの世界からいなくなった|中川淳一郎・連載『俺の平成史』
平成時代の画期性はなんといっても携帯電話が登場したことにある。平成初期の頃、経費使い放題の会社の従業員はお笑い芸人の平野ノラがネタにするように巨大な携帯電話を使っていたが、1994~1995年ぐらいから携帯・PHSが一般にも普及し、小型の携帯端末を持つ者が増えてきた。
結局私が携帯電話を持つのは周囲の人は全員持っていたけど「そろそろお前も持ってくれ」と言われた入社3年目の1999年だった。これがあることにより、仕事でも役だったし、突然飲み会に誘われたりするなど良い点は多くあったものの、一つ問題点もあると感じる。
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