ここがダメすぎPayPay 10月1日からの改悪を消極的通知 知らないと大損こく「クレジットカード差別」
「チャージできるのはヤフーカードのみ」なのに、「登録できるクレジットカード」はヤフーカード以外も対応しているってどういうことなのでしょうか。これを理解しないまま利用している人もけっこういるはずなので、ちょっと説明してみますね。
まず、ポイントになるのがPayPayの支払い方法。これには何種類かあるんですけど、ここでは2つの違いだけ押さえておいてください。
[1]事前にチャージしてPayPay残高から払う
PayPayアプリの「PayPay残高」にあらかじめお金をチャージして支払うスタイルです。銀行口座や銀行ATMから現金でチャージするほか、「(3Dセキュア登録済みの)ヤフーカード」でもチャージできます。しかし、ヤフーカード以外のVISAやMastercardではチャージすることができません。
[2]登録したクレジットカードで支払う
PayPayアプリにクレジットカードを登録しておいて、そのクレカで支払うスタイル。もっと噛み砕いちゃうと、クレジットカードで支払っているのと同じということです。例えば、Amazonなんかのウェブショップで一度クレカを登録しておけば、あとはいちいちカード番号なんかを打ち込まなくても利用できますよね。大体、あれだと考えてよいです。つまり、「PayPayアプリにクレカを登録しておけば、アプリを提示しただけでクレカ払いができますよ」というシステムです。
最終的にPayPayアプリで支払いできるなら、何が違うんだろうという疑問が出てくるかと思います。その違いはPayPayの「ポイント還元」を受けられるかどうか、ということなんです。端的に言うと、[1]の支払いをした場合は「最大1.5%」のポイント還元を受けられますが、[2]の支払いではPayPayの還元率「0%」です(※ヤフーカードで[2]の支払いをした場合は還元対象)。
つまり、ヤフーカード以外のクレカを登録・支払先指定してPayPayを使っている人は、便利かもしれませんが、お得でもなんでもないんです。強いて言えば、期間限定のキャンペーンは[2]でも還元を受けられることがありますけど、その際も[1]に比べて還元率が低く設定されることが多いです。
参考記事:ヤバいぞ! 「キャッシュレス・消費者還元事業」って“登録しないとポイントをもらえない”ものがかなり含まれている!! | TABLO