薬物使用の噂は嘘ではなかった 火のない所に煙は立たない 独自取材で見えた、逮捕されたら芸能界がひっくり返るすごい面々
「昔と違って今はネット社会なので、不祥事が起きるとあっという間に炎上。こちらもそれに合わせて迅速に対処しなくてはならないのでストレスは溜まります。ただ、難しいなと感じているのは、やはり局側も旬のタレントさんを起用したいんですよ。上からもそういう指示がある。薬物の噂はあるけど、今どうしても使っておきたいみたいな。例えば俳優のT、ブレイク真っ只中です。でも彼は現場での気持ちの振り幅が広くて、メンタルの弱さも見える。何かやってるのかなと思ってしまうぐらい、非常に危なっかしい。彼はブレイク前に結婚してお子さんもいるのですが、薬物疑惑にくわえ女遊びの方も激しいんです。さらにドラッグ並に常習性が高いとされている裏カジノへ出入りしていた情報も掴んでます。SNSでたまに目にする〝あんだけ噂になっていたのに、なぜ起用したんだ?〟というお叱りの声。本当にその通りなのですが、代理店やスポンサーも絡んでる手前、局の自由が効かないことも多々あります」
最後に、代理店社員にも話を聞いてみました。
「少し大袈裟かもしれないけど、グレーゾーンの芸能人は大勢います。起用する側も気が気じゃないですが、この僕がいま携わってる案件の期間中だけはどうか大人しくしてて欲しい、ということを柔らかくですが事務所の方に伝えることもあります(笑)。余談ですが、警視庁の中には各局がデスクを構えていて、もちろん詳しいことは絶対に教えてもらうことはできませんけど、噂話やヒントを得る機会があったりなかったり….。弁護士さんでも詳しい方がおられますから、薬物の噂ってそういうところから漏れ伝わっているのかなぁと僕は思ってますけどね。クスリに詳しい、または精通している関係者は口がとにかく固いので、業界内では陰と陽の情報合戦が日々繰り広げられているんです」。
薬物で揺れる、芸能界。妙な噂ではなく、芸事で目立って欲しい。警察に踏み込まれる前に、クスリの世界から離れて欲しい、そう切に願います。(取材・文◎那目鯛子)
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