『#忘年会スルー』も結構ですが、当日ドタキャンされる飲食店のダメージも知るべき この「損害」をあなたはどう考えますか?

「貴方、お友達とジンギスカンをウチで食べて、『美味しいから忘年会予約します。』と日時をおっしゃったので、席を空けておきました。それなのに、ジンギスカンが苦手な女性がいるから忘年会をキャンセルしますって。その女性はジンギスカンを食べたことあるんですか。食わず嫌いで断るなら、最初から予約を入れないで下さい。もう貴方は出禁です!」(天野氏)

男性客は忘年会をキャンセルしたお詫びに一人で日を改めてお店に来店したようです。お酒と料理を出していたので、男性は料金を払おうとしたものの「代金は要らない! 出てけ!」と天野さんの怒号が店内に響き渡りました。キャンセル料はとらずに出禁にする主義のようです。

『お客様は神様』と崇められて、増長した客に反省を促すための考え方を天野さんはお持ちでした。

「飲食店がドタキャン客のブラックリストを共有化する組合を作ったら良いと思います。ブラックリストに載ったら、飲食店に入れなくなる。コンビニや吉野家ともリストを共有したら、ドタキャン客は何も食べることができなくなります。」(天野氏)

その実現に向けて、偽客引き被害に遭っている鳥貴族の大倉忠司社長に対談を申し込みしていますが、未だ成立していません。忘年会のシーズン、くれぐれもブラックリストに載らないように気をつけて下さい。(取材・文◎九頭龍腐流腐流)

 

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