何で専門外の事を語れるの? 弁護士、医師、作家など…続々参入するワイドショー・コメンテーター その最たるものがショーンK氏|中川淳一郎

これをきっかけに「意外と弁護士って喋れるじゃん!」みたいな話になり、弁護士も続々とコメンテーター業に参入し、その後は医師や編集者や作家や元スポーツ選手などありとあらゆるジャンルの人々が参入するようになったのだ。

これの最大の笑える話題が「経営コンサルタント」を名乗っていたショーン・Kだろう。低温のナイスなボイスと白人風のイケメンルックスでワイドショーを席巻。ついにフジテレビ系夜の報道番組『ユアタイム~あなたの時間~』のメインキャスターに就任! となったものの、結果的に学歴詐称を含めた経歴詐称が明らかになったほか、本名が「川上伸一郎」であることも明らかになり、出演には至らなかった。

知り合いがコメンテーターになることは時々あるが、彼らが可哀想なのが、元々は舌鋒鋭い自由な発言をするはずだった人物が、令和の時代になっても最強の影響力を持つ地上波テレビのコメンテーターになった途端、その毒舌が封印される点である。

 

おすすめ記事:剛力彩芽さん、お帰りなさい ずっと言えなかったアナタの元カレに抱いていた「違和感」について|春山有子 | TABLO