ゴーン被告逃亡劇は日本政府黙認の下で実行された可能性を探る ゴーンが握っていた“情報”とは

関西国際空港

12月31日に保釈期間中にベイルートに密出国したカルロス・ゴーン被告の逃亡劇は、年末の慌ただしい世相を騒がせた。

ゴーン被告がどの様な手段で密出国を可能にしたのか。その方法については、様々の説が流布されている。見てきたかのような解説をする識者もいれば、密出国を許した入国管理局の責任を問う声もある。

真相は、ゴーン被告が自ら公表するまで判らないだろう。本稿では少し見方を変えて、ゴーン被告の密出国は、日本政府の黙認の下で行われた可能性を考えてみたいと思う。

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