タイ・パタヤに異変が! コロナウイルスで激減した中国人・韓国人観光客のあとにやって来た者とは……?

2020年2月21日 パタヤビーチの様子(写真:The Pattaya News)

上記の通り、主に中国人観光客向けだったマリンスポーツのボートなどは、依然として閑散としています。これは前回記事の通りですね。

これらの中国人観光客向けの観光業者にインタビューすると、売り上げが激減しているという答えがされていました。

しかし、パタヤビーチもパラソルの下を見ると、以下のように一定数の観光客が回復してきています。

2020年2月21日 パタヤビーチの様子(写真:The Pattaya News)

パラソルの貸し出し業者などにインタビューをすると、ある業者は街中のパタヤビーチでは中国人観光客は激減しましたが、その代わりインド人観光客などが増加している印象があるという事をコメントしていました。

現在、インド人観光客はパタヤでも増加しており、その観光客がパタヤビーチの観光業に売り上げをもたらしているようです。

また、ホテル業界にもインタビューをしていますが、中国人観光客向けのホテル以外は、思ったほど影響を受けていないという回答が多くありました。

このような状況を考えると、パタヤでは中国人観光客は激減、韓国人観光客も減少していますが、欧米人観光客やインド人観光客はむしろ増加しており、全体としては思ったほど観光業への悪影響は大きくならないかもしれません。

ただ、もちろん中国人観光客向けのサービス業者などは影響は大きく、そこは明暗がかなり大きく分かれる結果となっています。