「日本おわったかも」 全国小中高一斉休校で機能マヒする仕事現場 看護師や介護士だけじゃない…結局、女性がいないと回らない日本経済

シングルマザーはもとより、共働きの夫婦でも母親が仕事を休む割合が圧倒的に高く、在宅勤務やテレワークができない職業ともなれば、真っ先に、「働くお母さん」に支えられていた業種にしわ寄せが来ます。

「介護士」もそうです。介護士は、看護師と並んで「働くお母さん」に支えられている職業ですが、もともと人手不足である老人介護施設等から、介護士もいきなり減ることになるわけです。今回の新型コロナウイルスを一番警戒しなければならないのは、免疫力の弱い高齢者たちですが、もはや放置するしかないのでしょうか。

 

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看護師や介護士などの「医療福祉」関係が、女性雇用数が多い業種1位(厚生労働省発表)ですが、次に多いのが「卸売、小売業」で、「製造業」、「飲食、サービス業」とつづきます。

いずれも在宅勤務もテレワークもできない職種ばかりです。

スーパーや工場、ファミレスやコンビニ、いわゆる「アルバイト」や「パート」によって支えられている仕事場は、機能マヒする可能性も十分にあります。

また、小中学生よりも幼い子どもを抱える女性が出勤できない可能性も出てきました。

子どもを預けていた保育園の「保育士」もまた、「働くお母さん」が多く就いている職業です。こうなっては、打つ手なしです。

さらに、機能マヒする仕事現場は女性が多い職場だけにとどまりません。