IOC、恫喝の手法 今度は「2021年に東京オリンピックを開催する」!? 中止をちらつかせて延期をほのめかし…最後はカタにはめられる

それがここにきて、今度は「1年後に延期」発言です。

もしも1年延期したとすれば、経済的な損失は大きなものになるでしょう。しかし、中止することに比べれば、はるかに損害を抑えることがでます。当然、世論はこういった声で溢れていきます。

「1年後にできるならいいじゃない!」

ネットやSNS上でもこういった意見が多数を占めてきています。

ただ、1年ずらすということは、新型コロナウイルスの発生から1年半以上経過させるということです。終息まで長かったとされる疾病のSARSでさえ10カ月ですから、かなりずらすことになります。

IOCとしては、数カ月の延期ではNFLやNBAとかぶってしまうから、延期するならならまるまる1年なのです。

 

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この「1年後に延期」発言も、IOCは公式の発表ではないと否定するでしょう。

そもそも「デッドラインは5月下旬」が公式発言でないなら、IOCは言い出しっぺのディック・パウンド委員に釘を刺しているはずです。

しかし、ディック・パウンド委員は二の矢を打ってきました。ようは、親分には命令されてはいないが、子分が意を汲んで、かましてきているわけです。まるでヤクザの手法です。