歌舞伎町、オワタ……! 眠らない街が“眠る街”へ? 濃厚接触が危惧されるバーや風俗店は苦境に ついに大不況がやって来るのか――?

文字通り生活に直結する「危機」ではあるが、その一方で従業員の健康面への配慮も考えずにはいられない。

「ほんとは、客商売としてはペケなんだけど、女の子にはマスクをしてカウンターに入ってもいいと言ってある。いま実際にマスクをしている子はいないけど、エアーマスクなどを使っている子はいるよ。うちはバーだから、必要以上に距離感が近くなることはないけど、それでもカウンター越しに対応するワケだからさ」(男性経営者)

 

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女性オーナーも出来る対策はすべてとるというスタンスだ。

「換気をこまめにするとかできることはやっている。ちょっと寒いけどね(笑)。ただ、それでお客さんやスタッフも少しは安心するし」

これらの話をしてくれたのは、歌舞伎町に無数にあるバーの当事者たちだ。彼らすらこれだけ厳しいなら、より接触が多くなるスナックやキャバクラ、文字通り濃厚接触の風俗店の苦衷は言うまでもない。

後手後手の対応が非難されるコロナパニックは、東洋一の歓楽街の様相まで一変させたようだ。(文◎堂本清太)