家族も悔し涙 無念!高校球児 コロナウィルスで春の甲子園中止 シングルマザーで息子を支えてきた母親も 

「野球を続けるのは、お金がかかるから、老体に鞭打って、アルバイトをしながら、孫を支援して来ましたよ。せっかくの晴れ舞台を。胸が苦しくなります」

稼ぎの少ない就職氷河期世代の親を経済的に祖父母が支えるという苦労もあるわけです。甲子園大会のグッズ販売を生業にしている業者は倒産危機です。

「無観客で販売が通販だけになるのも厳しい状況でした。毎回大会に観に来るような常連客等が大人買いして、支援してくれていましたが、試合中止では幻の大会グッズになってしまいます」(グッズ販売業者関係者)

中止になったセンバツ大会の関係者への補償はどのようになるのかは、未定です。青春を犠牲にしてきた当事者にしかわからない状況にあることはお察しします。お見舞い申し上げます。(文◎星野純連)

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