タイの水かけ祭が中止! 国にとっても大切な行事「ソンクラン」より人命を優先 東京五輪よりも先の9月イベントまで中止に
来月にはタイで一年で最も人が集まるお祭りの「水かけ祭り(ソンクラン)」が予定されていました。数十万人が集まるバンコクのカオサンでの水かけ祭りや、約50万人が集まるパタヤの水かけ祭りは、いずれも中止が決定され発表されました。日本人に人気のタイのプーケットのパトンビーチでの水かけ祭りも中止が発表されています。
タイでは、自治体などは「個人が来月の水かけ祭りを祝う事までは規制しない」と伝えているものの、「水をかける行為はウイルスをまき散らしかねない」事から、各自治体などは個人にも水をかける事は自粛するよう要請しており、タイの来月の水かけ祭りは、相当に人の少ない静かなイベントとなりそうです。
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タイでは、パタヤ市が今年の9月まで公式イベントを中止もしくは延期する方針を発表し、実行しています。
一方で日本の東京オリンピックの予定は、今年の7月24日~8月9日までの17日間。
大型リゾート都市であるタイのパタヤ市は、既に東京オリンピックの開催予定日よりも先まで、公式イベントを中止、もしくは延期する決定をし、発表したのです。
日本では、東京オリンピックは絶対に大丈夫!という、論拠がよくわからない報道が多く見られるのですが、海外の動きを見ると、これは楽観的すぎるのではないでしょうか。
例えば無観客試合などになる可能性や、そもそも各国から選手が来てくれるのか? に支障が出る可能性なども十分に考えられ、その対応も想定しておくべきでしょう。