なぜ「武漢ウイルス」と「COVID-19」と呼び方が2つもあるの? パンデミックをアメリカのせいにする中国に米政府が激怒

この主張の根拠と言えるものは、2019年10月に武漢で開催された各国の軍人によるスポーツ大会に米軍選手団が参加したことのみで、具体的な根拠など何もありません。

これでは都市伝説にすらもならないレベルの主張ですが、こんなことを、今や大国となった中国共産党政府が外務省報道官を通じて世界的に行っているのです。

このような中国共産党政府のプロパガンダ主張に、米国政府は即座に対応しています。

 

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上記ツイートの翌日の2020年3月13日、米国のポンペイオ国務長官率いる国務省は、在米国中国大使館の大使を呼んで、上記の中国外務省報道官の主張について「中国が本感染症の発生源であるという責任をとらず、むしろ責任を回避しようとしている」と抗議をしました。米国国務省は、これは中国共産党政府の北京のプロパガンダによるものであり、責任を回避しようとするものと明確に語っています。

米国政府高官はポンペイオ国務長官をはじめとして、多くは「武漢ウイルス」という名称を連呼しており、米国内でも「武漢ウイルス」が一般的な呼称です。

誰も、中国共産党政府が大きい影響力を持つWHOが推奨する「COVID-19」という名称など使っていません。

これに対し、中国共産党政府はまた反発しています。