SNSでの「デマ拡散」を弁護士が警告! あおり運転ヌレ衣女性が慰謝料100万円 コロナウィルスのニセ情報流出も要注意!!

「日本の名誉毀損裁判は、大部分がインターネット上の誹謗中傷事案ではないかと思います。刑事事件では、起訴された場合、初犯で懲役刑を受けることは考えにくく、ほとんどが罰金刑で終わる事になると思いますが、そこに至るまでの負担は前述したとおりです。

民事事件では、ある程度慰謝料の相場が形成されつつあるとは思いますが、特に被害者側が発信者情報開示請求を行った場合、そのために被害者が支出した弁護士費用も負担することになる可能性があります。

経験上では、中傷記事を投稿したことによる慰謝料は、程度にもよりますが、20~30万円くらいになることが多く、これに開示請求に要した費用を上乗せすると、50万円以上になる可能性も十分あります。また、内容が酷ければ、慰謝料だけでも100万円を超えるケースもあると思います。SNS等に安易に書き込んだことの代償としては大きなものになると思います」(インテグラル法律事務所の小沢一仁弁護士)

コロナウィルス関連で安易なSNS拡散をなさっていらっしゃる方も、他人事ではないかもしれません(文◎野島茂朗)

 

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