緊急事態宣言が発令 新宿・歌舞伎町の19時過ぎはゴースト・タウンに… 街には『ポン引き』と『マスコミ関係者』しかいない

 

奇しくも4月3日の日経新聞は、「東京都、営業縮小のバー・クラブなどに支援金給付へ」と抜いた。真偽を確かめるべく、東京都産業労働局広報課に取材したところ、担当者は「なぜいま、この報道が出たのか……」「いまはそうだとも、そうじゃないとも言える(広報に)材料がありません」と困惑した様子。これは勘にしか過ぎないが、なんらかの動きがある、と思わせるものがあったと記しておく。

補償案については、一部のネットなどで(多分に差別的に)水商売とくくり、「税金も納めていない」などと中傷する動きもあるが、バーなどの自営業者のほとんどはきちんと申告している。政治の怠慢のツケを、国民の分断に結びつけることは愚かだ。

いずれにしてもこの新宿の如く、より多くの都民・国民は巨大な試練に立ち向かう。一人ひとりの覚悟はもちろんだが、政に携わる者の正体がより見えてくることもまた、間違いないだろう。(文◎堂本清太)

 

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