もう喋らないでくれ 薄口政治評論家・杉村太蔵がより薄まった瞬間 宮根誠司も『怒られるはずだよ!』と一喝

この日の放送では、国内の新型コロナウイルスの感染者が、発表されている数の10倍以上と推測されていることについて取り上げました。

番組にリモートで出演した群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春医師によると、偽陰性による見逃しや検査を受けられない軽症者、無症状の感染者などをあわせると約15万人以上の国内感染者がいると推測できるとのこと。

そして、この数を減らすためにはPCR検査を拡充し、早期の発見、隔離、治療が重要だと訴えました。

また、陽性率が7%未満の国は一日あたりの死亡者数が大幅に少ないことを上げ、7%未満の陽性率を保つことが死亡者数の抑制につながるとしています。

現在、日本国内の陽性率は10%ということで、将来的に7%未満とするためにも、PCR検査の徹底、早期の発見、隔離、治療が重要であると再度訴えました。

こうした徳田氏の説明に対し、元国会議員でタレントの杉村太蔵氏は『今、PCR検査やっているのは、お医者さんや保健所が「あなたは検査をした方がいいですよ」という人をしてますよね。だから、比較的、陽性率が高めに出るんだろうなと素人感覚にあるんですけど、私のような者もどんどん検査をしたら、感染していない場合は陽性率は下がっていきますよね? そういうことですか?』と質問します。

徳田氏の返答は『そういうことではなくて、たくさん検査をすることによって、結果的に陽性率が下がるんです』といった簡素なものでしたが、MCの宮根誠司氏が『PCR検査をたくさんすることによって、陽性・感染した方を見つけて、その方を早めに治療して治す。もしくは自宅療養などしていただき、入院もしていただいて、(今後の陽性率を)7%に下げていくってことですよね』と付け加えていました。

杉村氏といえば、26日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』に出演した際、日本国内の新型コロナウイルスによる死者数が世界と比べて少ないことについて『日本は圧倒的に勝っている』と主張。

共演していた元経済産業省官僚の岸博幸氏から『杉村くん、ゴメン。間違ってる』『もちろん言いたい気持ちは分かるんだけど、全体を考えると死亡者数だけじゃなくて、感染者数の増加を抑えられるかとか、いろんな要因を考える必要がありますので。死亡者数が少ない本当の原因が分からない中では、それだけを持って日本が勝っているというのは、正直言ってわけが分からないです』と強く否定されたばかり。

こうした経緯もあり、宮根氏からは『太蔵ちゃんもね。それじゃ“サンジャポ”で岸さんに怒られるはずだよ!』と一喝されてしまいます。

 

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