亡くなった名脇役・志賀廣太郎さんの意外な素顔 毎年エイプリルフールになると… 「お茶目な人でした」旧友が語る

「志賀さんが売れてからも相変わらず、芝居を観に行って飲んだりしました。ゴールデン街にもフラッと寄ってくれたりしましたね。あ、売れてからも、その養成所の仲間が未だに集まる忘年会とか、必ず顔をだしてくれてました。倒れるまでは……」

新宿歌舞伎町・ゴールデン街はマスコミや映画人、劇団員が集まって酒を飲みながら、時には熱く語る場所として知られています。外国人旅行者にも人気スポットです(現在はコロナ禍でほぼ休業状態)。

そんな志賀さんですが、

「エイプリフールに必ずみんなに来るメールがあったんです」(前出・女優)

編集部にも届けて頂いたのですが、私信なので紹介は出来ません。が、ウィットにとんだ内容で、2019年4月1日までは送っていたようです。

大体を要約すると、

「私にとりましても正に青天の霹靂でした。私に娘がおりました」
「永いこと行方不明だった弟が見つかりました」
「どなたか、飼っているペットを引き取ってくださる方はおられますまいか」

といった書き出しの後は壮大な物語…という手紙でした。手紙とともに芸者や屋台の大将や得体のしれない動物に扮した志賀さんのコスプレの写真がそえられていました。

「お茶目さんな面もありました(笑)」(前出・女優)

志賀さんのご冥福をお祈り申し上げます。(文◎編集部)

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