ここはラブホテル!? いや、パン屋だ!! ありえない振り幅の居抜き物件を北九州で発見したぞっ!|Mr.tsubaking

筆者撮影

 

北九州市小倉南区、JR 日豊本線の下曽根駅ちかく。幹線道路からちょっと入ったところに、ラブホテルみたいな建物がある。ラブホテルといえばギラギラネオンの店と、郊外のモーテルのようなひっそりとした外観の店があるが、こちらは後者。

部屋の全てが、通りに対して背を向けるようなつくりになっている建物だ。

しかし、ここに近寄ってみると「パン」と書いたのぼり。そう、ラブホテルのように見えるここ実はパン屋なのだ。

 

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2006年まで、この地区には北九州空港があった。全国のおおくの場所で高速道路のインター付近や、空港の近くにラブホテルが林立するように、このあたりにもいくつかのホテルが営業していた。そのうちの一軒で、ここは元々「ホテル空港」という名の店だったが、空港がなくなると利用者も右肩下がりとなり、そこへ不況の波も押し寄せ閉業。

もともとパンを焼くのが趣味だったオーナーが、建物はそのままにパン屋をはじめたというのが、この不思議な居抜き物件の成り立ちだ。