ゴーン被告の脱出劇は「元グリーンベレー」親子の幇助によるものだった!? 完全に世界からナメられまくった日本のセキュリティ

たしかに、罪が確定していない容疑者を拘置所に最長23日間も拘留できるなど、日本の司法制度は国際的にも問題視されているのは事実です。

しかし、今回のゴーン被告の逃亡劇を成し遂げた容疑者の逮捕によって明らかになったのは、グリーンベレーといったその道のプロにとって、日本のセキュリティは入念に入念を重ねなければ脱出できないシロモノではない…ということでした。

そんなプロたちを擁するアメリカの当局が本気になれば、犯罪者は逮捕できるんだよ…と要請元の日本に知らしめたカタチになりましたが、今もレバノンに滞在していると見られる肝心のゴーン被告は、悪びれることなく国際社会に対して日本の司法問題を訴え続けています。

 

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そのゴーン被告も、そもそも「日本からの脱出が可能」だと考えてなければ、特殊部隊であれ何であれ、逃亡の手助けを依頼していないはずです。

プロの手を借りれば、いつでも日本から脱出できる…長年日本内側から見続けてきたゴーン被告は、当たり前のようにそう思えたのかもしれません。

容疑者2人のアメリカでの逮捕劇で、日本は喜んでいる場合ではないでしょう。

いとも簡単に脱出された日本のセキュリティでは、自国民や隣国に対する治安をいくら強化しても、先進国であるアメリカやヨーロッパに対する「内弁慶」ぶりを直さない限り、2人目、3人目のゴーン被告を出すことは必至かもしれません。(文◎編集部)