親知らずが痛むから痛み止めを飲んだら集中治療室行き! イブプロフェンがもたらす恐ろしい副作用とは?

その女性はタイのチョンブリー県に住むウムさん。親知らずの痛みがひどいことから知人に相談したところ、消炎鎮痛剤のイブプロフェンが痛み止めに効くと勧められました。

そこで近所の薬局で医師に相談せずにイブプロフェンを購入。イブプロフェンは日本で処方薬ではブルフェン、市販薬ではイブの商標名で流通しています。

5月17日に2錠服用すると痛みが和らぎました。そこで翌朝にまた1錠飲むと喉に痛みが出始めたのです。昼にもう1錠飲んだところで目と口にも痛みを感じました。喉もヒリヒリして何も喉を通らない状態になってしまったのです。

5月19日には首全体に発疹ができたことから耐えられなくなり、恋人に病院へ連れて行ってもらったところ、医師の判断でさらに設備の整った病院に転院。集中治療室に送られました。

 

参考記事:※グロ注意【写真】痛み止めを飲んだだけなのに… 喉が痛み、肌がただれて、集中治療室に! | TABLO

 

当時のウムさんの写真を見ると首、唇、目の周り、腕などが発疹の悪化でやけどのようにただれています。そのまま集中治療室で7日間治療を受け、合計14日間入院する羽目になったのでした。原因はイブプロフェンによってアレルギー症状が起きたことでした。

最終的に6月1日に無事退院。ただれた皮膚も全てはがれたそうです。「あとは体力を回復するだけです」とその日に今までの経緯の説明とともにフェイスブックに投稿しています。この投稿が反響を呼び現地で多くのテレビニュースに取り上げられました。

その後は生モノや辛い料理を避けた食事を心がけながらも体力は回復したようです。9日にはフェイスブックに「マスコミのみなさんありがとうございます。死ぬときに有名になるとは思いもしませんでした(笑)」と冗談交じりに投稿しています。

 

関連記事:精力剤入り…? こんなコーヒー待っていた!? しかし、実は恐ろしい副作用が…! このパッケージに要注意 | TABLO