傑作『女帝 小池百合子』効果もどこふく風 熱狂的ファンが「ゆりこちゃーん」! SNSで批判殺到でも余裕でいられる理由

今回は「東京大改革2.0」という分かりにくい公約。

 

近年、本が売れない中ノンフィクションでは特筆すべき売上げを記録している作品が注目されています。『女帝 小池百合子』(石井妙子著)。売り上げ15万部と発表されており、このご時世に素晴らしい数字です。ノンフィクションの場合、10万部以上売れれば、拍手モノと言われています。

『女帝 小池百合子』では小池都知事の生まれ育った兵庫県芦屋市へ著者の石井氏が訪れ、小池都知事の生来の性格は生い立ちに根差しているのではないかと推測しています。

冒頭では小池都知事の旧友が「彼女は白昼夢を生きている」と評しています。すなわち、彼女は「自分が創った経歴」をそのまま信じている、と言う事です。