YOSHIKIも悔やむ 敗血症で亡くなったミュージシャン 新型コロナとの関連を疑う声も 「敗血症」とは一体何か
「敗血症の治療が遅れると全身の循環や細胞内の代謝に異常を来たしショック状態に至ることがあります。このショック状態とは血圧がうまく維持できず、多臓器障害をきたす状態で、多臓器不全になると数時間で死亡してしまう可能性が高くなります」
では、敗血症を予防するには、私達はどのような点に気をつけたら良いのでしょうか。
「敗血症を予防するためにはまず敗血症につながる感染症にかからないことです。今推奨されているコロナ感染対策のように手洗いをこまめにする、ワクチン接種を受けるなど、感染症にかかるリスクを下げることが重要です。
敗血症自体はさまざまな症状を伴いますが、初期の症状として悪寒・戦慄、発熱、発汗、脈が早くなるなどの症状が見られることが多く、敗血症性ショックの状態になると意識障害がおこったり、尿がでなくなったりします。
なんらかの感染症にかかった自覚があり、呼吸数や心拍数の増加、意識障害を伴うような状態に陥ったら、すぐに受診されることをおすすめします」
足立“YOU”祐二さんのご冥福をお祈りします。(文◎霜月潤一朗)
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