プロ野球がついに開幕 無観客試合で想定される選手の「袋叩き」 すぐそこにある炎上 “切り取り屋”たちが待ち構えている!?

私たちはこれまでも、どこかのローカルルールが白日のもとに晒された途端に、世間から袋叩きに合う様子を何度も見てきました。その多くは、たしかに現代にはそぐわない古い感覚や慣習だったかもしれません。しかし、中には世間一般と一律で語れないだけで、その世界にとって大事だったものも存在していたはずです。

たとえばエラーをした若手に、先輩選手が「何やってんだ! ぶっ飛ばすぞ!」と叫ぶ声の、言葉だけを切り取られてしまったら。その2人の関係性を知っていれば、気にすることではないものだったとしても、ヒステリーな油が注がれてしまうと、燃え上がってしますのです。

燃え上がらせる側は、こうしたことが起こると「それを発言しなくても野球はできる」という論調になるでしょう。本当にパワハラに当たるようなものは、批判されてしかるべきであると考えます。しかし、そうでないローカルできちんと成立しているコミュニケーションまでもが、不用意に表に引きずり出されて失われてしまう危険もあるのです。(文◎Mr.tsubaking)

 

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