本誌・久田が足立区で目の当たりにした『コロッケ売春』、ついに語る時が来ました
昭和30年代の足立区の小学生は大雨の時はイカダで通学
僕がミリオン出版にいた時、上司の編集長Hさんが足立区でしたので、昭和30年代の足立区の話をしていただけました。昭和30年代の小学生は雨で荒川が氾濫したら、道が雨水であふれ、イカダで小学校に通っていたという衝撃発言も頂きました。また、自動車を見たのは10歳ごろが初めてだったそうです。このように足立区の特異性は話には聞いていました。
実際、僕が足立区に足を踏み入れた時です。足立区は坂が少ないため、自転車にスピードが出ます。金髪アイパーのヤンキーが物凄いスピードで走っていたのも足立区っぽいです。また暑い夏の日は、マンホールが鉄板並みに熱くなるため、住民がその上で目玉焼き焼いていたという話も衝撃でした。
そんな足立区に都市伝説のような話があると聞きました。
「コロッケ売春」です。
それは夕飯のコロッケを作る時(コロッケでなくても良いのですが)、そのお金を稼ぐために主婦たち春を売るというものです。数年前、僕はその噂を確かめるべく、足立区に足を踏み入れました。
噂ではパチンコをしているとコロッケ売春目的の主婦が話しかけてくるというので、パチンコ屋の周りをグルグル回ってみましたが、そういう雰囲気の主婦はいない感じでした。
「自宅に来て」という主婦発見、アヤシイ……
コロッケ売春なんて本当にあるのか? 疑心暗鬼になります。そこで、ある駅のテレクラに入りました。何人かとお話しました。もちろん主婦としか話はしませんでした。できれば、熟女が良かったのですが20代後半の主婦とアポイントが取れました。今から会えるというのですが、「家に来て」と言います。時間は午後6時ぐらいでした。
家に来てって……。