混乱招く『感染防止ステッカー』 小池都知事に問いたい「意味あります?このステッカー」 行きつけの店から感染者を出さない為にも

店によって色々あるように「自粛警察化」しているケースもあります。知人が昼食に入った店は厨房とテーブルの間にはビニールが敷いてあり、かなり感染には気を遣っていました。が、昼食を食べ終わってから、他に客がいないので少し話をしていると、「食べ終わったなら出ていってくれ」と追い出されてしまいました。

無自覚な客を放置している店とは極端に違います。しかし、これも上記と同様、どうかと思います。「やり過ぎ」でしょう。

自分たちの行きつけの店から感染者を出さない為に、客はどううすべきか。あるいは店側もどうすべきか。双方が、「この時期だけは」気を付けなければならない状況です。

ここまで書いて、要するに「客と店がお互いに気を遣う」大人の対応が大切だと言いたいのですが、都は、国はこれだと完全に国民任せ状態です。

現在は国難と言って良いでしょう。そのさ中、国会は開かない、記者会見は申し訳程度にしかやらない。これほど無為無策な政府、都政はあったでしょうか。人心乱れる中、国のトップが国民にメッセージを送るのが為政者たるものの義務ではないでしようか。人間を人間たらしめるものは義務感です。(文・久田将義)

 

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