「コロナはただの風邪!」と叫ぶ変な人がいつの間にか集団化!? “山手線ジャック”でマスク客を威圧 見て見ぬふりをした警察の責任は大きい
「コロナはただの風邪」とのキャッチコピーで7月に東京都知事選挙に立候補した平塚正幸氏が率いる国民主権党が主宰した第10回渋谷クラスターデモが、8月9日の16時から19時頃まで渋谷スクランブル交差点駅前広場で開催されました。
その後に「山手線クラスタージャック」を実行する旨が拡散された結果、冒頭のようなメッセージが筆者のスマホに多く届いたのです。
それにしても「コロナはただの風邪」の勢力が驚異的に伸びています。街頭活動の人数は二ヶ月で100倍に急成長しているのです。
二ヶ月前の6月に当サイトで初めて報じたときは、平塚正幸氏は一人で活動していました。
「コロナはただの風邪、うつしてください」
このように書かれた紙を頭上に掲げて、首に青筋を立てて叫んでいました。段ボールにマジックペンで書いた紙を貼るような自家製プラカードのようなものを使用していた黎明期の平塚正幸氏を、東京アラートが出された警察官も東京都のマスク配布部隊も、スルーしていました。
コロナ対策にマスク着用を推奨して練り歩きながら、マスクを配布する東京都、保健所関係者、街の平和を守る警察官はなぜスルーなのでしょうか。
交番勤務経験もある近くの機動隊員はこう語りました。
「ちょっと危ない人は注意するけど、かなりヤバい人は、注意しないでスルーっすね。かなりヤバい人は、人数揃えてからでないと危ないから。警らは、2人組か3人組の警官で行ないますから、応援呼んで5人以上にしないとヤバい人に関わらないようにしているのです」
しかし、今後組織が大きくなったら、機動隊の方も他人事ではなくなります。(文◎安倍しんのすけ)