RADWIMPSの『HINOMARU』が「愛国的だ!」と批判 いったい誰に謝罪しているのか
歌だけでなく、本も映画も戦争賛美までいかなくても肯定しているのでは? という「表現の自由の賜物」は散見されます。個人の解釈によりますが例えば「永遠のゼロ」は、そのように僕は見ています。作者の百田尚樹さんの言動を加味しているからです。この作品を書くのは、彼自身の表現の自由の行使ですが、それに対する批判という表現の自由・言論の自由の行使によるしっぺ返しもあり得る訳です。
多分、「HINOMARU」のようなこういった自己陶酔型愛国ソングは今後も出てくるでしょうが、差別やヘイトでなければ、聴かなければいいと思います。
因みに右翼の忘年会の二次会のカラオケ大会は90%軍歌でした。僕の番になったらどうしようかとドキドキしていました。長渕剛の「マイセルフ」を歌っている人がいたので、「あ、長渕剛を歌えばいいんだ」と必死になって長渕ソングをデンモクで探していましたが、幸いにもマイクは回ってきませんでした。
でも今後、「HINOMARU」が歌われる可能性はあるでしょうね。(文◎久田将義)