ついにタイ旅行解禁!? 10月からタイ入国への「新案」にプラユット首相も基本合意 いわゆる「プーケット・モデル」とは!?

これまでに、タイ政府は感染が抑えられている国として日本などとも「トラベルバブル」という構想で、タイ入国前にPCR検査などを行って、陰性の場合は2週間の隔離期間無しで入国を受け入れる案を協議するなどしてきました。しかしこれも、日本でも感染者数が増加する中で議論は中断してしまっていました。

そのタイで2020年8月21日、今年の2020年10月1日からプーケットで、外国人観光客を受け入れる取り組みを行うことで、タイのプラユット首相が観光スポーツ省の大臣と基本合意に至り、ついにタイへの観光旅行が順次再開される見込みが出ています。

この提案は、タイ政府のCESA(Center for Economic Situation Administration)に対して行われたもので、この会議でタイのプラユット首相も基本合意に達したことを、タイメディアのThePattayaNewsが伝えています。

 

2020年8月21日 タイの観光スポーツ省のピパット大臣 写真:Thansettakij and Siamrath ThePattayaNews報道

基本合意に至った案の内容は、隔離期間の2週間を、外国人観光客は指定された範囲のビーチなどで過ごすことで、旅行として楽しめるようにする案です。

タイの観光スポーツ省のピパット大臣の説明によると、外国人観光客はたとえばプーケット県のパトンビーチでの滞在を希望した場合、パトンビーチのホテルで隔離期間の2週間を滞在し、そこから半径1kmの範囲内のみで行動ができる形で、ビーチにも行けるようになり、隔離期間を旅行の一部として楽しめるようにするということ。

観光客も、到着前、到着後にPCRの感染検査を受ける事が必要とされ、その上で上記の14日間の隔離期間を「旅行」として楽しめるようにします。

 

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