『ハロプロ・チーム対抗歌合戦』 アイドルがセルフ・プロデュースするとクレイジーなものが産まれた!

ハロー!プロジェクトに所属するモーニング娘。’18、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS(CHICA#TETSU、雨ノ森 川海)の全メンバー55名が参加したハロプロ・オールスターズのシングル『YEAH YEAH YEAH/憧れのStress-free/花、闌の時』(9月26日発売)の初回生産限定盤購入者特典として開催されたこのイベント。参加するにはCDに封入されているシリアルナンバーを使って抽選を受けて、当選する必要があるというものでした。

10月20・21日には、彩の国くまがやドームにて入場無料の『SATOYAMA & SATOUMI with ニャオざねまつり in 熊谷』というイベントが開催され、さらにハロプロメンバーが総出演する有料のコンサート『ハロ!フェス』も彩の国くまがやドーム体育館で開催。それら、ハロプロが所属するアップフロント系列のタレントが多数出演する大きなお祭りの最後を飾ったのが、この『チーム対抗歌合戦』です。

ちなみに、くまがやドームという場所は、埼玉県北部の熊谷市にある大規模なスポーツ施設で、最寄り駅の熊谷駅から徒歩50分。イベント当日は熊谷駅からのシャトルバスが出たり、路線バスが増便されたりして、どうにかハロヲタを運んでくれましたが、決して気軽に行けるような場所ではありません。しかしながら、会場までの長い道のりをも一瞬で忘れられるほどに、『チーム対抗歌合戦』は素晴らしいものだったのです。

さて、その『チーム対抗歌合戦』とはどんなイベントなのか。簡単に説明すれば、ハロプロ55名を「チーム和田彩花」と「チーム譜久村聖」に分けて、それぞれ9つのユニットを作り、ハロプロの楽曲を1曲ずつ披露、最終的にどちらのチームが良かったのか、来場者のスマホ投票によって勝敗を決めるというものです。さらに、出場した18のユニットの中から、これまた来場者投票で「最優秀ユニット」を決定します。

チーム分けについては予め決められていましたが、ユニットの編成と出場順は主に各グループのリーダーが話し合いで決定。歌う曲目や衣装、ユニット名、ステージ演出などは、メンバー自らが担当しました。

つまり、普段は事務所主導で決められたことを表現するのが基本となっているハロプロメンバーが、真正面からセルフプロデュースをし、なおかつそれを観たファンが勝敗を決めるというイベントなのです。

参考記事:知らない人はここを皮切りに… 現ハロー!プロジェクトのリーダー・和田彩花が来春に卒業