「彼らにとってはパリ五輪が本番なんです」 IOCが来年の“東京開催”に執着する理由 “無観客”なら900億円の損失

IOCは2024年パリ五輪で実施する全32競技の種目と選手数を、12月に決定する方針です。本来、追加競技候補のスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンについて、東京五輪で実施状況を検証して選手数などを決める予定でした。しかし、パリでの競技会場の準備などに及ぼす影響を考慮し、検証を待たずに決めることにしたのです。

今この世界に、新型コロナウイルスによって予定を狂わされていないものがどれほどあるでしょうか。五輪開催もまた、より柔軟な対応が求められていると言えるでしょう。(文◎編集部)