太田光vs新潮社の裁判は太田勝利と予想 裁判官「これからは訴えたもの勝ちにします」 メディア対芸能人の裁判は大体メディアが敗けます

これは証人が出て来ないと非常に立証するのは難しいです。週刊新潮が手を尽くして取材したのは分かるのですが、証人を出せない以上「真実性」を立証するのは困難です。

そこで出てくる、キーワードが「真実に相当たる理由」です。真実性を証明できないてが、「真実に相当たる理由」があると判断したから記事掲載に踏み切った、というものです。

が、何度も言いますが証人を見つけてこない限り(故人になられているし)、3を満たすのは大変難しいです。
記者の取材メモ、証言、太田さんの卒業アルバム。これらを整理して記事化したように見えます。が、やはり僕には20年以上前に、裁判官に面と向かって言われたあの言葉が脳裏に蘇えるのです。

「これからは訴えたもの勝ちにするから」

確かに、メディアの謝罪文が多くなってきた気がします。

僕はある組織からの抗議で、謝るなら「思いっきり、勇ましく」と思い、表紙を開いたページ(表2対抗とも言われます)に真っ白な紙面に筆文字で「衷心よりお詫び申し上げます」と載せました。いっその事、出版界で誰もやった事がにない事例を作りたいと思い、表紙そのものに謝罪文を載せようかと思った事もありました。

話が脱線しました。

恐らくこの裁判は太田さんの勝利となるのではないか、というのが数多くの抗議と裁判を経た僕の予想です(文◎久田将義)

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